MECEで完全に分解できない時には?
こんばんは。
今回は、前回の「MECE」についての
「MECEで完全に分解できない時には?」です。
「MECE」とは1つの漏れなく、ダブりのない切り口で分解することを
お伝えしました。
今回は、「そんなこと言ってもすべて綺麗に分解できないんじゃないの?」
という疑問に答えていきます。
授業の中で私も思いましたが、さすがはグロービスです。
しっかりと答えてもらえました。
「これだけ押さえれば大きな漏れやダブりはないとみなせる切り口とすればいい」
というものでした。
「仮説を立てるときにも、完璧な仮説などない。
ビジネス世界の中で、この知識・技術を活かしていくとすると、
完璧を求めては時間がいくらあっても足りない」
とよく言っています。
そこで、
4P(product/price/place/promotion)
3C(customer/competitor/company)
などの先人が作った切り口を使ったりします。
授業の中では、
「モノ」「人」「時間」「場所」に着目する方法を教えていただきました。
ビールを「MECE」で分解するグループワークをした際に、
漠然と分解するのと、この4つに着目して分解するのでは、
スピードと量が格段に違いました。
このように、「漏れなく、ダブりなく」
でも、完璧な切り口では分解できない時には、
「これだけ押さえれば大きな漏れやダブりはないとみなせる切り口で分解する」
ことを意識して、1つの事象を分解していきます。
この「MECE」で分解することで、事象を多面的な視点で見ることができ、
特徴や傾向が把握しやすくなります。
次回は「ビッグワード」についてです。