イシューを特定する
こんばんは。
今日は、クリティカルシンキングの授業の一部をお伝えします。
グロービスのクリティカルシンキングの科目は、3時間の授業を6回行う構成となっています。
今回は1日目の授業内容をご紹介します。(実は既に2回目の授業が終わっています…)
1日目の授業の最初には、クリティカルシンキングの中で最も重要で最も難しい(私は…)「イシュー特定する」について学びます。
この「イシューを特定する」とは、「そもそも何を考え論じるべきなのか(問い)」を特定することです。
皆さんも経験の中で、会議で話し合っているうちに、話し出した当初の目的と違う内容の話をしていると感じたことはないでしょうか?
これは、会議の中で何を考え論じるべきなのかを見失っている瞬間です。イシューを特定しないことで、「論じるべきこととは関係のない情報を、長々と調査・分析をしてしまう」ことが起こります。ビジネスの現場では、「聞き手が関心を持っていない内容について、延々と話し続けてしまう」結果に陥ります。
このような事態に陥らないように、論じるべき点を明確にしておくことが重要になるのです。クリティカルシンキングの出発点は、この「イシューを特定する」ことになるのです。
次回は、「イシューを特定する」についての注意点についてご説明します。